こんにちは、ぐらです。
いま、最高に熱いドラマが放送されています。
それは日本テレビ系 日曜ドラマ
「だが,情熱はある」
ジャニーズの(King&Princeのメンバー)高橋海人さんと、(SixTONESのメンバー)森本慎太郎さんがダブル主演を務めるドラマです。
お笑い芸人を目指すふたりの青年、若林正恭さんを高橋海人さん、山里亮太さんを森本慎太郎さんが熱演(怪演)されています。
このふたりのユニット「たりないふたり」の最後の舞台となる、無観客配信ライブからドラマははじまります。
前知識がないままで見始めたので、これって実話なの?フィクションなの??とあたまが混乱してしまいました。
だってわたしの知っている若林の相方は春日だし、山里の相方はしずちゃんだし。
うん、落ち着いてとりあえず観てみよう。
観るほど湧き上がる疑問
これは実話なのか?フィクションなのか?
声がそっくりだけど、アフレコなの??
ヘッドリミットってだれ??実在する??
2004年 M-1の優勝者はだれだっけ??
曲が良すぎるけど誰が歌ってるの???
わからないことが雪崩のように押し寄せてきます。
それでは、ひとつひとつ順番に解決していこうと思います。
W主役の声はアフレコなの??
一つめの疑問
若林さんと山里さんの声、あれってアフレコですか??
ふたりとも声も間の取り方もそっくりなんですけど…
正解はちゃんと俳優さんが声も演じていました。
いい意味で芸人本人が憑いています。
演技であんなに似せられるものなんですね。
ほんと感動ものです。
二人はコンビを組んでいたの??
二つめの疑問
若林さんと山里さんは実際にコンビを組んでた??
正解 はい、組まれていました。
「たりないふたり」という日本テレビ系 水曜日の深夜30分バラエティー番組(2012年4月4日〜2021年6月20日放送)で、山里亮太(やまさとりょうた)さんと若林正恭(わかばやしまさやす)さんで組んでいました。
人見知りで社会性の”たりない”ふたりとしてコンプレックスを生かした漫才やコント披露されていたそうです。
そして2021年5月31日に下北沢にて無観客配信ライブを最後にコンビ解散に至りました。
ヘッドリミットって誰??
三つめの疑問
山ちゃんが嫉妬に狂った同期のヘッドリミットって一体だれ??
実在するの??
正解は「キングコング」
言わずと知れた西野亮廣(あきひろ)さん梶原雄太さんのコンビ
現在は西野さんは絵本作家やオンラインサロン運営など多方面で、梶原さんはユーチューバ、カジサックとしてそれぞれにご活躍されています。
ドラマではこのヘッドリミット(キングコング)が順風満帆すぎて山ちゃんの妬みを一身に買っていますが、実はこのおふたりの歴史もそれはもうドラマチックです。
そして現在も波乱万丈。
つぎのドラマは是非、このふたりで^_^
ほかの同期でいるのが只今絶賛アメリカ行きの村本大輔さん、平成ノブシコブシ、NONSTYLE、スーパーマラドーナ、中山きんに君がいらっしゃいます。
2004年のM-1優勝者は??
四つめの疑問
南海キャンディーズがM-1準優勝した2004年のM-1優勝者は?
ドラマの中でM-1決勝出場者の名前がチラッと映ったときにはもうテンションあがりました〜〜
で、まず
2004年度のM-1の優勝者はアンタッチャブルでした。
そしてこの年の出場者と順位は下記の通りです。
1位 アンタッチャブル
2位 南海キャンディーズ
3位 麒麟(敗者復活)
4位 タカアンドトシ
5位 笑い飯
6位 POISONGIRLBAND(ポイズンガールバンド)
7位 トータルテンボス
8位 東京ダイナマイト
9位 千鳥
すごいラインナップですよね。
錚々たるメンツに痺れました。
なかでも6位のPOISONGIRLBANDが懐かしくて嬉しすぎる。
この頃、M-1の常連でしたよね。
ほんとなら今頃いくつも冠番組持っててもおかしくないのに、なんでこうなった!
神さま,POISONGIRLBAND、今からでもなんとかなりませんか…
イケてる主題歌の主は??
ドラマの内容もいいけど、主題歌も良すぎる…
これって、あのnobody knows??
ノーバが大好きなので期待を膨らませ検索してみました。
残念ながら⁉︎ノーバディーノーズではなく、ジャニーズの2グループによる異例のW主題歌だそうです。
まず1話〜7話までが、森本慎太郎さん(山里さん役)の所属するジャニーズのグループSixTONESが歌う「こっから」
むちゃくちゃカッコいい❣️
作詞・作曲は神奈川県出身の佐伯ユウスケさん。弱虫ペダルや遊戯王の主題歌も手掛けられているそうです。
8話からは高橋海人さんが所属されているKing&Princeの「なにもの」。
これもエンドレスで口ずさんでしまうほどいい曲。
何から何まで完璧ですね。
実は大好きが詰まってる
そして、このドラマのプロデューサーは河野英裕さん。
なんか分かる気がする。
ドラマに愛が溢れている。
「だが,情熱はある」というセリフは主役の二人のものなのだろうが、この人にもっとも相応しいと思う。
ドラマ企画のきっかけになったのは、河野さんが、若林さんと山里さんがそれぞれ出版しているエッセイを読み、このふたりが出会うお笑い青春ストーリーをドラマ化できたら面白いんじゃないかと企画をと持ち込んだらしい。
そのころ河野さんは映画部門に移動になっていたので企画は寝かされ、いざドラマ班に戻ったときには、すでにふたりのユニット「たりないふたり」(安島隆さんプロデュースで)は始まっていたが、河野さんは知らなかった。
このときの企画会議に安島隆さんも参加されていて結果的に企画が通ったそうです。
河野英裕さんが手掛けられたドラマには
「明日があるさ」
「マイ⭐︎ボス マイ⭐︎ヒーロー」
「すいか」
「銭ゲバ」
「セクシーボイスアンドロボ」
「野ブタ。をプロデュース」などがあり、
わたしも大好きな脚本家である木皿泉さんとのコラボが多いです。
そういえば共演されている薬師丸ひろ子さん(最初、若々しすぎて誰だかわからなかった。でも声で気づく)もこのおふたりの作品の常連さんでした。
そして今回は実質、プロデューサー河野さんの代理みたいな役どころなのが面白い。
好きなものばかりが詰まったこのドラマ
今後の展開がますます楽しみです。
まだご覧になられていない方、おすすめします。
芸人は一日にしてならず
挫折と努力、嫉妬と研鑽の賜物なのだと改めて思いました。
これからのお二人の活躍がますます楽しみになりました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました(^^)