生芋こんにゃくと美肌効果

gura

こんにちは、ぐらです。こんにゃくといえば、ヘルシーなダイエット食品の代表選手ですが、栄養の面では今までそんなに期待していませんでした。

ところが生芋こんにゃくには美肌の成分であるセラミドやカルシウムが多く含まれているうえ、アルツハイマーの予防にも効果があるそうなのです。

今日はそんな生こんにゃくについて、効能や効率的な食べ方などについて解説していきます。

精製こんにゃくと生芋こんにゃく

精製こんにゃくは、こんにゃく粉から作られますが、生芋こんにゃくは皮がついたままの生芋をすりおろして作ります。

風味は精製したこんにゃくよりも深く、味も濃いと言われています。

またミネラル成分も精製こんにゃくに比べ多いようです。

見分けるには購入する時にパーケージの裏に書いてある原材料のところを見て「こんにゃく粉」ではなく「こんにゃく芋」と書かれているものを選んでください。

加齢に最適なセラミド

加齢などによりセラミドが減少すると、細胞同士の結合が弱まり、肌の内部の水分量が減少します。

そのため、肌の張りの低下や肌荒れをひきおこしたり、小じわにつながります。

しかし、生芋こんにゃくに含まれるグルコシルセラミドを摂取することにより、セラミドの合成に必要な酵素が増え、セラミドの産生が高まることにより肌の水分量が増加するそうです。

食物繊維

こんにゃくの中に含まれる不溶性食物繊(グルコマンナン)は胃や小腸では消化されずそのまま大腸まで達します。

そのため、腸を刺激し、せん動運動を活発にして便通を促します。

また、コレステロールを吸収してくれる効果もあリ、血液をさらさらにして糖分の吸収をおだやかにしてくれるそうです。

そのうえ腸内で善玉菌を増やし、悪玉菌の生成を抑制する作用もあるそうです。

すごいですね、こんにゃく。

アルツハイマー病発症の予防効果

アルツハイマー病の発病原因の一つとして考えられている要因にAβが脳内に過剰に蓄積することが挙げられています。

そのAβはなんと、こんにゃくに含まれるセラミドなどの細胞外小肪と結合することによって、分解除去されることがわかりました。

セラミドは脳内にも多く存在し、神経系や免疫系の機能にも深く関わっているので、その産生を促進する作用を持つこんにゃくを摂取することはアルツハイマーの予防にも効果があるということなのです。

グルテンフリーであること

こんにゃくはグルテンフリーの食材です。こんにゃくを積極的に取り入れることで、むくみやだるさが消えて、お通じがよくなりお腹がすっきりし、体が軽くなったと感じる人が多いようです。

適切な摂取量とは

このようなメリットの多い生芋こんにゃくですが、どのように摂取すれば良いのでしょうか?

一日あたりの摂取量の目安は100〜250g(こんにゃく板1〜2枚)程度です。

こんにゃくだけ食べていると栄養面で不足が生じ、肌荒れや代謝の低下が心配されますので他の食材もバランスよくとってください。

こんにゃくを調理する際には、小さくちぎったり、変わったレシピではバナナスムージーなどにすることで、より多くの有効成分を吸収することができます。

これから寒くなると,通常料理のおでんや豚汁などに入れても美味しくいただけそうですね。

どんどんメニューに加えて美肌を目指しましょう!

おまけ

日本最初の紙幣にはこんにゃくが使われていた。という嘘のようなほんとの話。

日本銀行券「大黒札」には紙質強化のために、こんにゃくの粉が使われていたので、ネズミや虫に食べられる被害もあったそうです。

面白いですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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