こおろぎが世界を救う?

gura

こんにちは、ぐらです。

先日、電気治療を受けているとき、隣から家庭でコオロギを養殖している話が聞こえてきて、すっかり聞き入ってしまいました。

とても面白かったので「コオロギ」でググってみました。

「昆虫食」といえば、イナゴの佃煮や蜂の子などを思い浮かべますが、コオロギもこれらに負けないほどタンパク質や亜鉛、鉄分、カルシウム、マグネシウム、ビタミンなどが豊富でウェルビーイングな食材なのだそうです。

しかもSDGsである

コオロギの養殖についてですが、成虫になるのに約50日。

一匹の雌が1000個の卵を産み、しかも一年に6回ほど産卵するので、たった一匹の雌から一年後には250兆匹以上に増えるそうなのです。

また、同じ100g養殖するのにかかるCO2の排出量が牛などの家畜に比べおおよそ100倍少ないそうです。

コオロギは雑食のため、廃棄食材の軽減にも貢献できるし、餌代も最も少なく飼育できることなど利点もたくさんあります。

しかしながら、美味しいものがたくさんあふれている現代に、敢えてコオロギを食べたいと思う人はとても少ないだろうと思います。

しかし2050年には、地球の人口はほぼ100億人に増える試算が出ていますので、ちょっと先の未来には、世界の食糧危機の対策として、コオロギが主要なタンパク源としての役割をはたしているかもしれません。

コオロギが地球を救う?

コオロギは栄養価が高く、環境への負荷も少ないことから、国連食糧農業機関(FAO)も推奨しています。

まだ抵抗感をもつ人の多い食材ですが、無印良品ではすでに徳島大学と連携してコオロギ粉末入りのせんべいを開発、発売されました。

無印良品のコオロギせんべい55gで税込190円(コオロギ30匹分)

とても手頃な価格ですね。

コオロギせんべい 55g
これからの地球のことを考えて、コオロギのパウダー入りのせんべいを作りました。エビのような香ばしい風味が特長です。製品の特性上割れやすくなっており、多少の割れと製品由来の粉が発生することがあります。

出典:無印良品

そのほかにもコオロギ100匹が使われているANTCICADA(アントシカダ)」のコオロギラーメンもあるそうです。

味は、エビセンのように香ばしくとても美味しいそうです。

わたしが何年か前から注目しているミドリムシ由来のユーグレナも完全栄養食だといわれているのですが、まだ高価なためなかなか手が出ないのですが、今後はコオロギにも注目していきたいと思います。

皆さまも機会があれば是非お試しください。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊