スイーツとの訣別は可能か

gura

甘いものが大好きなのに‥

元来スナック菓子より甘いお菓子やケーキが好きで、夕食前や夕食後、休憩中や家でまったりしている時などについ手が伸びてしまっていました。休みの日に外出すると、美味しいケーキ屋さんに寄ってお土産を買ってから帰るのは習慣で、趣味のお菓子作りやパン作りにも夢中になっていました。その頃の我が家には砂糖や小麦粉が何袋も買いだめしてあり、いつでも好きな時に好きなお菓子が作れる状態になっていました。
以前ヨーロッパで砂糖に税金をかけるというニュースを聞いた時も、そんな制度のない日本に生まれたことを心から感謝したほどでした。ところが最近になって、国内でも糖質の摂りすぎは良くないと叫ばれるようになり、また、慢性的な体重の増加や、身体の不調などもありましたので、できることから改善していくように心掛けました。まず趣味のケーキやパンを作るのをやめました。自分で作るとどうしてもケーキはホールで作るし、まず手作りしているので,そのお菓子の中に入っている砂糖の半端ない量を知っています。またパンは一度に作る数が多くなるので、それを消費するのにどうしても食べ過ぎてしまいます。パン作りに至っては天然酵母で作っていたので、酵母を新鮮な状態で維持していくため、毎日どんどん焼いていました。家族や知り合いにも食べてもらっていましたが,かえって相手の健康を害することになりはしないかと疑問を持ち、ある日泣く泣く大事に育た菌種を捨て、パン作りをやめたのです。
そして徐々に台所の棚に積まれた砂糖や小麦粉も最低限の量になりました。
タバコやお酒が及ぼす健康被害はよく耳にしますが、美味しいスイーツの危険性はあまり言いません。それどころか、コマーシャルやテレビ番組でも頻繁にトレンド情報を流し、購買意欲を掻き立てています。そんな情報に煽られて、病気になって資本主義社会の犠牲にならないよう気をつけたいものです。
そんなことを考えている昨今ですが,いまだに甘いものが食べたくなる時があるので,小豆モナカと蜂蜜で作ったゼリーを常時ストックしています。ほんと習慣を変えるのって難しいですね。

次回はシンプルな食事の3つの利点についてお話ししたいと思います。
シンプルな食事の3つの利点
歳を重ねるとともに代謝が落ち、体重の増加が止まらなくなっていました。スカートのサイズを上げてもまたすぐにキツくなる、そんな負のループから抜け出そうと食事量を減らす作戦に出ました。