「天才読書」天才の脳内をのぞき見る 100選→10選

gura

こんにちは。ぐらです。

最近読んだ「天才読書 世界一の富を築いた、マスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊」(山崎良兵著 日経BP出版)が面白かったです。

そこで、その本の中で紹介されていた100冊からギュッと10冊に絞って要点や感想などを紹介していきたいと思います。

まず、この本はステラCEOのイーロン・マスク氏、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の愛読書がベースになっています。

彼ら3人の共通点といえば、天才的なイノベーターであり、それぞれが10兆円以上の資産を持つ大富豪なのですが、また猛烈な読書家という一面も持っています。

「天才読書」の著者は、日経ビジネスの記者として、かつて3人にインタビューをし、それぞれの特集記事を執筆した経験をお持ちの山崎良兵さんです。

山崎さん曰く、三人に関わった記者としての経験だけでは彼らのことを充分理解したとは言い難く、彼らのような(多様な業界の秩序を破壊する)イノベーターたちが一体何者で、そのユニークな発想はどこから来るのかという疑問を解決したいと思われたそうです。

そこで会社員の本業をこなしながら、土日や祝日、深夜を使って3人が勧める大量の本を読破し、執筆に勤しんでいかれました。

構想から完成までに3年。

ようやく書き上らげたこの本は、『天才たちが読んでいる本に興味を持ち、これらの本が彼らの生き方や経営に、どのような影響を与えたかを読み解きたい』と思う読者のための「天才たちが読んだ本100冊を俯瞰できるガイドブック的な本」となりました。

さて、山崎良兵さんのこの本にはマスク、ベゾス、ゲイツが勧める沢山の本の中から厳選した100冊の素晴らしい本が紹介されています。

しかし100冊もあると要点だけでも全部読むのはなかなか大変です。

そこで、わたしがこの中から読んでみたいな、思った本を10冊選びました。

本屋さんや図書館に行く際の忘備録にもなりますので、気になる本があればチェックしていただき、改めてじっくりと読んでいただけたらな,と思います。

それでは、その10冊がこちらです。

左から題名、著者名、出版社、ジャンル、推薦者です。

  1. ゼロ・トゥー・ワン 君は、ゼロから何を生み出せるか ピーター・ティール  NHK出版 ●イノベーション マスク
  2. 誰が文明を作ったか、ブッタからシェイクスピアまで ウィル・デュラント   PHP研究所 ●歴史 マスク
  3. ファウンデーション 銀河帝国興亡史  アイザック・アシモフ 早川書房 ●SF マスク
  4. ビジョナリーカンパニー 時代を越える 生存の法則 ジム、コリンズ、日経BP ●経営  ベゾス
  5. イノベーションのジレンマ クレイトン・クリステンセン 翔泳社 ●経営  ベゾス
  6. 小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード ジェイソン・フリード・デビット、ハイネ、マイヤー、ハンソン 早川書房 ●経営  ベゾス
  7. ドラッカー名著集1 経営者の条件 P・Fドラッカー ダイヤモン社 ●リーダー論 ベゾス
  8. RANGE(レンジ)知識の幅が最強の武器になる デイビット・エプスタイン 日経BP ●経営  ゲイツ
  9. 頭を空っぽにするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる アンディー・プディコム 辰巳出版 ●自己啓発  ゲイツ
  10. 睡眠こそ、最強の解決策である マシューウォーカー SBクリエイティブ ●自己啓発 ゲイツ

ゼロ・トゥー・ワン 君は、ゼロから何を生み出せるか

ゼロからイチを生み出すのはとても難しい。

既にあるもの(イチ)をアップデートする方が楽であるし、人は人が欲しがるものを作りたがる。

しかし皆が既にあるものから何かを見出そうとすると、そこに競争が起きて渋滞から衝突に発展する可能性が高くなる。

それでは人間も企業も消耗してゆくので、競争によってよくなるという思想はあまり社会にとって良いとはいえない。

そんな競争圧力を和らげるためには、すでにあるものから何かを作り出すのではなく、ないところ(ゼロ)からからイチを作り出す、革新的なテクノロジーが未来には必要にはります。

可能な限り競争を避けて独占的な地位を築ける立場や主張を目指すべきだとティールは主張します。

また生き残りをかけた厳しい戦いから脱却を可能にするには、とてつもない利益を生み出す独占的利益が必要になるそうです。

例えばGAFAMのように、いままでにあったアイデアを模倣するものではなく、まだ誰も取り組んでいない、見つけていない新しい分野に挑戦すべきなんだという内容の本でした。

またスタートアップを成功に導く普遍的な条件として

1、他人にどう見られるのかを気にせずに好きな事に集中できる。

突き抜けたイノベーションを生み出す可能性が高い。

2、成功は決して偶然じゃない。

完璧な準備のあるところに勝利は訪れる。科学的な思考に達計画がうまくいかなかった場合に備えて準備しておく。

3、長期計画の大切さなど

Appleは、新製品を開発し、効果的に販売するための明確な複数年計画を描いてそれを実行した。

最後に、マスクにも共通するティールの世界観を象徴する言葉を紹介されています。

競争圧力を和らげる新たなテクノロジーがなければ、停滞から衝突に発展する可能性が高い。

グローバル規模での衝突が起きれば、世界は破滅に向かう

世界が破滅すると言う最悪のシナリオを避けてより良い未来を作るためには、ゼロから1を生み出すような革新的なテクノロジーが必要だとティールは信じています。

マスクは、世界地球が滅びても人類が生き延びる道を開くために、宇宙ロケットを開発して火星への移民を目指しています。

ティールの理論は、自身の企業やスタートアップ、投資の経験に裏打ちされていて、説得力があり、起業に関心を持つ人はぜひ読むべき本だと著者はおっしゃっています。

誰が文明を作ったか ブッタからシェイクスピアまで

1935年から1975年にかけて執筆され、長年にわたって売れ続けているベストセラーです。

この本の著者デュランはいいます。

“私は人間とは一体何かを知るために歴史を学ぶと決めた。時間の中で起きた現象を考察することによって、哲学的視点を得ようとする試みである”

古代中国の思想やインド文明について、また、古代ギリシャのソクラテス、プラトン、アリストテレスといった哲学者の人となりを描いています。

また、人間としてのキリストの人物像に迫る興味深い内容もあり、西洋、東洋、古代、中世、近現代を自在に行き来して思考するデューラントの著作からは、普遍的な人間の価値を知る貴重な機会を得られると著者。

長い歴史を紐解いていくと、社会主義と資本主義との戦いは、富の集中と分散を繰り返す歴史の一部であり、人類の歴史は発展と衰退を繰り返し、そしてこれからも繰り返される可能性は高いといいます。

またいずれどこかで新たな国が起こり、古い国が滅ぶ。

デューラントは本の中で、中国の思想家、孔子や、インド文明のブッタ、非暴力思想、運動のガンジーの言葉を引用しています。

“目には目を”は全世界を盲目にしているのだ。

怒りをやさしさで克服しよう。

そして悪を善で克服しよう。

憎しみは憎しみによっては消えない。愛によってのみ消えるのだ、と。

なかなか心に響く言葉です。

ファウンデーション 銀河帝国興亡史

イノベーションを起こす人たちの中にはSF好きが多いそうです。

アイザック・アシモフのファウンデーションは1940年代からのSFで、数多くのSFの中でもマスクが史上最高傑作と絶賛する作品です。

この作品は日本の銀河英雄伝説や機動戦士ガンダム、映画、X-Men、スター・ウォーズなどにも広く影響を与えたのではないかと著者はいいます。

物語の内容は1万2000年もの長きにわたり繁栄してきた銀河帝国に衰退が見え始めた頃。

それに危機感を持った元宰相で、数学者のハリ・セルダンは、未来を予測する心理歴史家(歴史、社会学、数学的な統計により大きな集団がどのような行動をとるかを予測する学問)により帝国の崩壊で3万年続くと予測された暗黒時代を1千年に短縮するために、全人類の知識を集約する銀河系百科事典「ファウンデーション」を宇宙の辺境にある惑星に創設するという時間枠も規模も壮大な物語です。

こういう物語を読んで、未来を夢見る力とそれを実現するための力を持ったイノベーターたちが明日を切り開いていくんだなと知り、いままでSFには興味がなかったのですが、ちょっと読んでみたくなりました。

ビジョナリーカンパニー 時代を越える、生存の法則

永続する企業は、いかにしてそうなるのかを教えてくれる本です。

しかも面白いのは、科学的な研究により、いままで多くの人が永続的な企業に関してなんとなく抱いていた思い込みを根底から覆してくれるところです。

これまでは長期的に成功する企業を起こすには、まず素晴らしいアイディアが必要だと思ってきましたが、それは現実とは違うとジム・コリンズは指摘します。

ソニーを例に上げると、創業時にはまだどんな製品を作るかが決まっておらず、ウォルマートも雑貨店を始めたばかりの頃は、さしたるアイデアがなかったそうです。

むしろ、ひとつのアイデアに固執しすぎることなく、まずは素晴らしい組織を作り上げることを目指して粘り抜くことができる企業こそが、ビジョナリーカンパニーとして永続的な繁栄を実現する可能性が高いとコリンズは主張しています。

また先ほども書いたように、会社には強いカリスマ性を持つ指導者など必要なく,往々にして、謙虚かつ物静かで真面目、温和で穏やかな口調の指導者が多いそうなのです。

同じく外部からカリスマ的指導者を呼ぶことも必要ないし、あっても極めて少ないそうです。

基本的価値観や目的といった基本理念の共有も社内で大切にされていて、大量のものを試しながらうまくいったものを残すといったスタイルが見受けられるようです。

変わらない点は変わり続けることだけである(しかし基本理念はまず変えない) ということ。

同じ頃に読んでいた「think simple 」とはわりと対極な内容でした。

スティーブ ジョブズは「シンプルさが全て」という精神なので、会議の前にとりあえず代替案も用意しておくとか、パッケージを2種類作るなど”いろいろ試してみる”というやり方はNGで、そんなことをすれば”シンプルの杖”を振るわれます。

精神論的な社訓を作るとかはしないし、自分が違うと思ったことには決して妥協しない。

ただ純粋に、顧客にとってなにが一番良いかということに全エネルギーを凝縮させていく、それがたとえ茨の道であったとしても、というのが彼のスタイル。

ただどちらにも参考になる部分は多いし、人にもよるし、時代にもよるし、ケースバイケースなのかなぁとも思いました。

イノベーションのジレンマ

この本は、なぜ優良企業が失敗するのかという疑問に答えてくれます。

優良企業が成功する要因のひとつは、顧客の声に敏感に耳を傾け、顧客の次世代の要望に応えるよう、積極的に技術、製品、生産、設備に投資しているためです。

しかしその後、優良企業が失敗するのも同じ理由(お客の声に耳を傾け続ける)からだというのです。

ところで「破壊的イノベーション」が起きた場合、既存市場で成功していた大手企業がうまく対処できないのは何故でしょう?

すでに既存市場で成功している大手企業は多くの顧客を抱えており、彼らの声を聞いて日々、斬新的に次世代の技術を開発しています。

このような大手企業は、既存技術の進化と既存顧客に最適化されたビジネスのバリューチェーンを構築しているため、自らのビジョンビジネスモデルを崩壊させるような破壊的な技術を搭載した製品にはどうしても及び腰になってしまうようです。

そのため、優秀な営業パーソンにとっては単価が低く、利益も小さい今後イノベーションを起こしそうな商品はあまり魅力的には映りません。

一方、低価格でシンプルな破格的で破壊的な技術を開発した新規参入者は、まず下位市場を開拓し、そこからコスト競争を武器に上位市場を攻略していきます。

大手企業の持つ主流の技術は、持続的な「イノベーション」であり、わざわざ既存のビジネスモデルを崩壊させるような新技術を搭載した製品は作りにくくなります。

そして「破壊的イノベーション」を起こすのは新規参入企業のような小さい新市場が多いので、当初に採用される技術の価格が低く、利幅が小さいため、枠にとらわれず小回りが効く。

そして売上益も少ないため、それを既存の大企業が既存の枠の中で進めようとすれば、その体質的にコストがかかり、自由度もない。

そうやって手をこまねいてどうしたらいいものかと眺めているうちにそのシェアを新規産業に取って代わられてしまう。

これがイノベーションのジレンマなのだそうです。

EV市場でも明暗が分かれました。

日産は電気自動車リーフの販売を、旧来のディーラーに任せたために売り上げが伸びず、逆にテスラは新しい流通網を構築してニーズに合ったやり方で販売したため全米におけるEVシェアの大半を占めました。

もし大手企業が新規のイノベーションを起こしたいのならば、今の体制の中で行うのではなく、小さな組織に任せること(主流組織のプロセスや価値基準は利用しない)が必要なのだそうです。

小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード

この本には、スタートアップの企業哲学を描いてあり、企業や新規事業の立ち上げに役立つ様々なヒントが書いてあります。

例えば、昔からよく言われる「失敗から学ぶ必要がある」という考えは間違いで、むしろ成功から学んだ方が、次に成功する確率が上がるとのことでした。

また、ワーカーホリック(仕事依存症)は彼らは好きで働きすぎているだけで、もっと効率的な方法を探さないといけないと耳の痛い言葉。

有効なモチベーションは「他と違ったことをしているという感覚」が必要で、「世界で細やかに貢献している」という感覚があり、大きなミッションを持っていると信じている人の多くは、様々な困難に直面してもくじけずにチャレンジし続けるケースが多いそうです。

まず、事業を始めるときに大切なことは「“芯”からスタートする」こと。

まわりの雑事(パッケージやPRなど)よりもまずは売りたい中身にこだわること

例えばフランクフルトを売りたいなら、店の外観や広告よりも、フランクフルト自体のクオリティが第一です。

そして優れたシェフはメニューの数を絞り込んで少なくするし、流行よりも変わらないものに目を向けることが大切なのだそうです。

もしあなたがビジネスを立ち上げるのならば、その”核”が変わらないものであるべきで、人々が今日欲しいと思う。そして10年後も欲しいと思うもの、そうしたものにこそ力を投入すべきだ。

これが小さなチームで大きな仕事をするためのヒントの一部です。

従来の常識にとらわれずビジネスのルールを書き直している」とベゾスはこの本を評価しています。

ドラッカー名著集1 経営者の条件

ベゾスが「リーダーが繰り返し読むべき本だ」とアマゾンの幹部に薦める本がピータードラッカーの『経営者の条件』です。

ドラッカーは「組織がそこで働く人々の能力を最大限に引き出すためにはどのようにすべきか」を研究していました。

ドラッカーは「自分をマネジメントできないものは、部下や同僚をマネジメントできない」と指摘し、自らが成果を上げるために必要な身に付けておくべき習慣的な能力が5つあるといいます。

自分をマネジメントする5つの能力

自分自身をマネジメントするために身につけておきたい習慣は以下の5つです。

1、何に自分の時間がどのくらいとられているかを知ること

普段の自分の時間の使い方を”見える化”し、時間のスリム化を行います。

そして空いた時間で成果を上げるために必要な大きな塊の時間を作り出します。

2、自らの果たすべき貢献を考えること

仕事量ではなく、成果に目を向けること。

長時間仕事をしているからといって、必ず成果を生み出せるわけではないし、暖かな会話や感情がある良い雰囲気の職場であっても、成果がなければ、貧しい関係の取り繕いに過ぎず無意味であるとドラッカーは指摘します。

3、人の強みを活かすこと

人間には、得手不得手があり、本人の苦手なことに目を向けて非難しても意味がないし逆にモチベーションを下げることになります。

むしろ、その人の強みを探して、その強みを活かすには、どのような仕事を与えればいいのかを考えることがマネージメントの仕事です。

ドラッカーは、「一流のチームを作るリーダーは、同僚や部下と親しくせず、好き嫌いではなく、何ができるかで人を選ぶこと。調和ではなく、成果を求めることが必要」といっています。

4、最も重要なことから始め、ひとつのことに集中すること

あれもこれもしようとすると、どれもが中途半端になりがちです。

まずはいま取り組むべきでない仕事を明確にし、それを止めるか大幅に縮小することで、最優先の仕事に振り向ける時間を作るようにします。

5、成果を上げるように意思決定を行うこと

問題に向き合う際には、まず決定の目的は何か、達成すべき目標は何か、満足させるべき諸条件は何かということを明らかにしておく必要があります

意思決定においては、何が正しいかを考えることは欠かせません。

何か受け入れられやすいかや、何が反対を招くのかを考えすぎてはいけないとドラッカーはいいます。

「経営者の条件」は、マネジメントに関わる人なら、誰もが多くの学びを得られる素晴らしい本だと思います。

RANGE(レンジ)知識の幅が最強の武器になる

エプスタインは、「多様な分野において、知識の幅が最大の武器になる」といっています。

昨今、スポーツにしても音楽にしても、幼い頃から専門的にひとつのことだけを突き詰める流れがあります。

しかし、そうではなくさまざまな経験をさせることによって色々な分野に知識の幅が出来、遠く離れた領域のアイディア同士を結びつけることができるようになるという本です。

心理学者で行動経済学者としても活躍するダニエル・カーネマンは、内的視点と外的視点いう言葉を使い、視野を広く持つことの重要性を指摘します。

人間は、内的視点ばかりにとらわれていると判断を誤る危険が高まります。

内的視点では解決できない問題にあたったとき、外的視点で眺めることによりソリューションが見つかるケースがあるといいます。

外的視点とは、現在の問題とは異なるものの中に構造的な類似性を求めて精査することなのですが、狭いマインドセットではなく、広いマインドセットを持つことが大切で、偉大なイノベーターは、多くの異なる情報源から得られる異なる情報を結びつける能力に優れているようです。

複数の異なるアプローチからいかに物事の本質を結びつけることができる幅広い思考能力(レンジ・幅)を持つかが成功のカギを握るということです。

世界を見渡すとき、特定分野に限った内的視点ではなく幅広い知識や経験の幅が活きる分野の方がはるかに多いと言えます。

あちこちに寄り道をしながら考え、いろいろ試行錯誤したり実験してみたりした方が、特にこれからの不確実性の高い現代では、力の源になるとエプスタインは述べています。

頭を空っぽにするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる

ゲイツは1週間に2回から3回、約10分間の瞑想をしているそうです。

「瞑想は、スポーツをするときに、筋肉を鍛えるのと同じように、心の運動であることがわかった」と述べています。

「頭を空っぽにするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる」の著者アンディー・プディコムさんは、元仏僧の臨床瞑想コンサルタントです。

たった10分間、座って瞑想することで、ストレスが和らぎ、心がリラックスして落ち着いた安らかな気分が得られるといいます。

そのやり方が書いてありました。

エクササイズ1〜6まであります。

エクササイズ1

何もしない。

自由な座り方で、軽く目を閉じ1.2分間そのままでいます。

エクササイズ2

五感を意識する。

最初は、音や視覚などの五感に軽く意識を集中させます。

エクササイズ3

肉体の感覚に集中する。

お尻が椅子に押し付けられている感覚、足の裏が床に触れている感覚、本の上に乗せた手の感覚といったものです。

エクササイズ4

心地よさ、不快感に集中する体のどこかの心地よい感覚、または不快な感覚に集中します。

手や足が軽く感じたり、肩の張りを感じたりするかもしれません。

エクササイズ5

自分の感情に気づく。

目を閉じて、自分が今どんな気分なのか、体は重く感じるのか、軽く感じるのか、落ち着いているのか、窮屈な感じがするのかなどを自分自身に問いかけ、20から30秒かけて答えます。

エクササイズ6

頭からつま先までをスキャンする。

頭のてっぺんから足のつま先まで全身を心の中でスキャンするというものです。

最初は10秒で素早く、次に20秒かけて、最後はさらにじっくり30秒から40秒かけてスキャンします。

わたしも試してみましたが、寝る前にやるとリラックスしてとてもよく眠れます。

実際の10分間瞑想はすでに取り上げた6つのエクササイズとよく似ています。

ただ始める前に気をつけることや導入時に意識すること、より深く瞑想するための呼吸法、瞑想を終えたらすることなどの注意点もあるようです。

山崎さんは、この10分間瞑想に興味を持ち、より詳しいマインドフルネスのやり方を知りたい方は、この本を読まれることをお勧めしますといわれています。

睡眠こそ、最強の解決策である

ゲイツはこの「睡眠こそ最強の解決策である」は、これまでに読んだ睡眠に関する書籍の中で飛び抜けて素晴らしい本だと言っています。

内容としては、まず「睡眠不足は寿命を短くする」と著者は指摘します。

先進国に暮らす大人のなんと3分の2が健康に良いとされる8時間の睡眠時間を確保できていないそうです。

睡眠時間が下回る状態が長く続くと、免疫機能が衰え、がんのリスクが2倍にもなるそうです。

「睡眠は心身の健康を保つ最強の薬で、食事、運動、睡眠のうち健康のために最も大切なのは、睡眠である。とウォーカーは述べています。

睡眠は学習記憶や合理的な決断と選択といった機能を強化し、免疫や病気への抵抗力も強化し、代謝や食欲を正常化し、高血圧を予防して心臓の機能を正常に保つそうです。

またこの本では

*朝型人間や夜型人間について

*コーヒーを飲むと眠れなくなるというテーマについて

*レム睡眠とノンレム睡眠についてなど

など、いろいろな視点から睡眠を深く掘り下げています。

この本を身内から薦められたゲイツは、プログラミングをするために深夜まで起きていたり、徹夜したりしていた過去を反省し、睡眠が健康にどれだけ大切なのかを痛感したと述べられています。

まとめ

「天才読書 世界一の富を築いた、マスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊」(山崎良兵著 日経BP出版)の中から、わたしが読みたくなった本を10冊に抜粋して紹介させてもらいました。

わたし自身も今後少しずつこれらの本を読んでいきたいと思いますし、それを読んで興味を持ってもらえたら嬉しいです。

幅広い読書のきっかけをくれた山崎良兵さんに感謝しています。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

自分を鍛える  
「めんどくさい」が口癖の私にとっては、とてもよくわかるし,耳の痛い言葉です。実際に暇なときは(ほとんど)寝転んでいて、体重が減らないとか、体調が悪いとかぼやいているのです。では、「わかっちゃいるけどやめられない。」この状態をどう改善するのかということを具体的に示してくれているのがこの本なのです。