運勢の転換期 〜風の時代と木星蟹座入り〜
こんばんは、ぐらです。
最近、「運気の転換期が来ている」と感じている方も多いのではないでしょうか。
数年前から「土の時代」から「風の時代」へと時代が移り変わり、そしてこの2025年6月10日には、木星が蟹座の位置に入るという大きな天体イベントが控えています。
占星術の世界では、こうした天体の動きが、私たち一人ひとりの生き方や社会全体の流れに大きな影響を与えると考えられています。
では、なぜこのような天体の動きが「運命の転換期」とされるのか。
そして、具体的に私たちの暮らしや心にどんな変化が起きるのかを、今回はやさしくひもといていきたいと思います。
◆「土の時代」から「風の時代」へ
まず、「風の時代」という言葉を耳にしたことはありますか?
これは西洋占星術において、「グレート・コンジャンクション」と呼ばれる約20年ごとに起こる木星と土星の会合が、2020年末に「風」のエレメントである水瓶座で起こったことをきっかけに注目されるようになった概念です。
それまでの約200年間は「土」のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)の星座でこの会合が続いており、「物質」「所有」「お金」「地位」といった、目に見える成果や安定を重視する時代が続いてきました。
それが「風の時代」になることで、価値観は一変します。
情報、コミュニケーション、個人の自由、共感、つながり…目には見えないけれど、心や精神の豊かさを重視する時代が幕を開けたのです。
これまでのように「がんばって結果を出す」「物を持っていることが成功」という価値観はだんだんと薄れ、
「どれだけ心が満たされているか」「誰とどうつながっているか」が問われる時代に入ったのです。
◆木星が蟹座に入ると何が起きるの?
そして今年、2025年6月10日には、幸運と拡大の星とされる「木星」が蟹座の位置に移動します。
この天体の移動もまた、私たちの運勢や社会のムードを大きく変えるきっかけとなります。
蟹座は「家庭」「感情」「共感」「母性」「守る愛」などを象徴する星座です。
そこに木星というエネルギーが加わることで、今まで抑えられてきた感情や人と人とのぬくもりが、再び注目され、大切にされていく流れが始まるといわれています。
特に、今までの時代で「感受性が強すぎて傷つきやすかった人」「人の気持ちを気にしすぎて疲れてしまった人」「思いやりを注いでも報われなかった人」――そうした人たちがようやく報われていく兆しです。
「ちゃんと優しくする人が得をする」
「気持ちを大切にできる人が評価される」
そんな風に、心がある人こそ生きやすくなる時代の始まりとも言えます。
◆ドライな関係から、あたたかなつながりへ
時代が便利になり、人間関係も効率化されました。
昔のような「無駄話」や「しがらみ」は減り、LINEひとつで連絡も取れます。
一見、自由でラクになったようで、実は「孤独」や「希薄さ」に心が疲れている人も増えています。
とくに、母性が強く、人に愛情を注ぐことが自然にできる蟹座的な人たちは、そうしたドライな関係のなかで「こんなに思ってるのに伝わらない…」と孤独を感じてきたかもしれません。
でも、これからの流れは違います。
愛情や優しさを「無駄」とせず、きちんと受け取る感性が、再び尊重されていくのです。
効率よりも「ぬくもり」「つながり」を大切にする社会へ、少しずつシフトしていくことが期待されています。
◆これからの生き方のヒント
では、これからの時代をどう生きていけばいいのでしょうか。
キーワードは「心を込めること」「人とつながること」「自分の感性を信じること」です。
・結果を急がず、プロセスや気持ちを大切にする
・無理に人と比べない
・大切な人にちゃんと想いを伝える
・やさしさや思いやりを「弱さ」ではなく「強さ」として誇りにする
そんな生き方が、運気の流れとぴったり合っていくようになります。
◆まとめ:心ある人が報われる時代へ
2025年6月10日、木星が蟹座に入ることで、私たちの「心」に光が当たるようになります。
これまで自分の繊細さや優しさに悩んでいた人こそ、自分らしく輝ける時代の幕開けです。
成果よりもプロセス
効率よりも共感
計算よりも心
そんな時代が、いよいよ本格的に動き出します。
これからの世の中が、もっと人間らしく、もっとやさしくなっていくことを願って。
そして、今までがんばってきたあなたの心が、ようやく報われていくことを、心から応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊