~50歳からの心が軽くなる暮らしの工夫~
こんばんは ぐらです。
「明日が来るのが楽しみ」――そんな気持ち、最近いつ感じたでしょうか?
年齢を重ねるにつれ、生活が落ち着いてくると同時に、日々の刺激が少なくなりがちです。若い頃のような新鮮さやワクワク感は自然と薄れていくもの。でも、だからこそ、「ちょっと楽しいこと」を意識的に日々に取り入れていくことが、人生を豊かにしてくれます。
今回は、特別な道具も場所も必要なし。50歳からの毎日に小さな彩りを加える、「毎日をちょっと楽しくする5つの方法」をご紹介します。どれも今日から始められることばかりです。
1. 朝に“ちいさなご褒美”を用意する
朝起きて最初に「うれしい」と思えることがあると、その日一日が前向きな気持ちでスタートします。
たとえばお気に入りのカップで飲むコーヒー、ちょっと高めのジャムを塗ったトースト、好きな音楽を流しながらの身支度タイム……。
「朝ごはんを楽しみに早起きする」なんて、子どもの頃のようで微笑ましいですが、意外と大人にこそ効果的です。
ポイントは、「ささやかでも自分が気分よくなれること」を用意すること。
毎朝、ちょっとしたご褒美を自分に与えるだけで、朝の空気が明るく変わります。
2. 外に出て、空を見上げる
家にいる時間が増えると、つい外とのつながりが薄くなりがちです。
でも、ほんの10分でも外に出て、空を見上げてみてください。
朝の澄んだ空気を吸う、昼に日差しを感じる、夕暮れの空に見とれる――。
自然は、無料で心を癒やしてくれる“最強のセラピスト”です。
散歩まではしなくてもいいのです。ベランダでも、玄関の前でもOK。
五感を自然に開いて、今ここにある風や光を感じるだけで、不思議と気持ちが整ってきます。
3. 「ありがとう」をひとつ、言葉にする
年齢を重ねると、感謝の気持ちはあっても、言葉にする機会が減っていませんか?
「ありがとう」という言葉は、自分の心にも相手の心にも、ポジティブな波紋を広げてくれます。
家族に、スーパーの店員さんに、ご近所さんに。
たった一言「ありがとう」を意識して言ってみる。
それだけで、自分自身も心がじんわり温かくなり、心の潤いが増していきます。
口にするのが恥ずかしいなら、心の中で唱えるだけでも構いません。
感謝を意識するだけで、日常の見え方がやわらかくなります。
4. 好きだったことをもう一度始めてみる
若い頃に夢中になっていたこと、最近ご無沙汰ではありませんか?
音楽、読書、絵を描くこと、ガーデニング、料理、手紙を書くこと…。
年齢とともに「やる理由」がなくなったものも、今こそ「やりたいからやる」で再開してみましょう。
始めるのに遅すぎることはありません。
昔好きだった音楽を流すだけでも、その頃の記憶や感情がふっとよみがえって、心が動き出します。
時間や成果を気にせず、「好きだった自分」にもう一度会いに行くような気持ちで、再チャレンジしてみてはいかがでしょう。
5. 一日一回、体をちょっとだけ動かす
「運動しなきゃ」と思うと億劫になりがちですが、1分でも2分でも、ちょっと体を動かすだけで、心身のリズムが整います。
肩を回す、階段をゆっくり登る、ラジオ体操を1曲だけやってみる。
ほんの少しでも、体に「動いている」という刺激を与えると、気持ちまで前向きになります。
運動不足を気にしている方は多いですが、「日常の中でちょっとだけ体を意識する」ことで、ハードルはぐっと下がります。
歩くスピードを少し速めるだけでも、気持ちがシャキッとするから不思議です。
最後に:毎日は“特別じゃない”からこそ、かけがえない
日常は、特別なイベントのように派手ではありません。
でも、そんな普通の日々の中にこそ、幸せの種はたくさん落ちています。
その種を拾って、自分なりに育てていく――それが、心豊かに年を重ねていくということではないでしょうか。
「今日はちょっと気持ちが軽くなったな」
「さっきの空、きれいだったな」
そんな小さな感覚の積み重ねが、未来の自分をつくっていきます。
明日が、今日よりちょっと楽しみになる。
そんな毎日を、今日から一緒に始めてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました😊