こんにちは、ぐらです。寒くなってくると温かい飲み物がほっとしますね。コーヒーや紅茶、ココア、甘酒など、美味しいドリンクがいっぱいあります。
皆さんもご存知の通り、人間の体の約60%は水分でできています。1日に必要な水分量は体重60キロの人で約2.5リットル。
そのうち、飲料から補給すべき水分量の目安は1.2リットルといわれています。
厚生労働省が奨励している「健康のために水を飲もう」推進運動では、普段の食事以外にあとコップ二杯の水を飲めば、1日に必要な水の量を概ね確保できるとのことですので、だいたい2〜6杯くらいということでしょうか。あまり水分を取りすぎるのも良くないようですので。
また、厚生労働省によると体内の水分量の5%が失われると脱水症状や熱中症の症状が現れ危険な状態になるそうです。
では、その水分ですが、いつ、何を、どのくらいの量摂取するのが良いのかについてちょっと調べてみました。
起きたら、まず一杯
まず推奨されているのが、起床時のコップ1〜2杯の水(または白湯)を飲むことです。
これを行うことにより睡眠時に失った水分(脱水症状)を補うことができます。また頭痛やめまいの防止、食欲不振・便秘の改善、代謝機能のアップなどに多岐にわたり効果を発揮します。
オススメは白湯を10分かけてゆっくり飲み、その後でトマトジュースを一杯飲むのが良いそうです。
トマトジュースは朝飲むとリコピンの吸収率が1番高いそうなのです。
これにチーズトーストを組み合わせると最強なのだそうです。
風呂上がりの一杯
つぎに外せないのが、お風呂上がりに、発汗のために失われた水分を補うために飲むコップ1杯の朝と同じ白湯か常温の水です。
風呂上がりと言えば、牛乳や冷えたビールなどが真っ先に思い浮かびますが、実はこれらはあまりお勧めされてはいません。
白湯や水以外にも
飲料から補給すべき水分量の目安は1.2リットルなので、起床時と入浴後で大体300 × 2=600mlとなります。1200(1日の飲料の量)− 600 =600mlですので、あと1日の水分量は多くてコップ3〜4杯でしょうか。
残りの水分を摂取するときに気をつけたい点は、食後すぐに飲み物を飲まないということ。最低でも胃が落ちついた30分後くらいに摂ることで、消化を上手に促してくれるそうです。
あとの注意点は下記の通りです。
- 糖分や塩分等の濃度が高い飲み物は水分の吸収される時間が長くなるのでなるべく避ける方が良いでしょう。
- アルコール飲料や多量のカフェインを含む飲み物は体内の水分が排泄によって、多く失われるため、注意が必要です。
- コーヒーは血流が良くなる効果がありますが、カフェインを過剰に摂取すると、中枢神経が刺激され、めまいや心拍数の増加、興奮や不安、震えや不眠などの症状もでるため注意が必要です。
- 紅茶にはリラックス効果があるとされるテアニンが含まれています。カフェインの量はコーヒーの約2分の1含まれています。
- ウーロン茶にもコーヒーの3分の1ほどのカフェインが含まれていますので、子供さんには麦茶などのノンカフェインの飲み物が良いでしょう。
- トマトジュースには抗酸化作用の高いリポリコピンが含まれています。これは朝飲むのがオススメです。
- お茶にはカテキンやビタミンCなど体に良いとされている成分が含まれていますが、お茶の中には摂りすぎると体によくない影響を与えるものもありますので注意が必要です。
では、最後に飲料としていちばんオススメされる白湯の作り方をご紹介します。
インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」によると、身体を健康な状態に保つ働きがある飲み物は白湯なのです。
白湯は「水」を「火」に掛けて、沸騰させ、「気泡(風)」を発生させたものなので、この3つの要素がひとつに含まれていて、それを摂取することで、その人の身体にに足りないものをすべて補うことができるという考えなのです。では…
白湯の作り方
やかんや鍋に入れた水が湧いたら蓋をはずして、そのまま10分から15分ほど沸騰させ続けます。これは水に含まれる塩素を取り除いて殺菌するためです。そのあと体に吸収されやすいと言われる50℃くらいにさましたお湯を10分かけてゆっくり飲んでください。
最初は物足りなく感じるかもしれませんが,そのうち甘みを感じるかもしれません。
続けていけば,身体に嬉しい変化が起こるかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊