じぶんの常識を疑え
現在のようなコロナ禍では、とくに顕著にその人が持つ価値観の違いを垣間見ることができます。たとえば、感染予防のために、徹底して外出を控える人達がいる一方、感染対策をした上で、キャンペーンなどを利用して旅行や外食に出かける人達もいます。どちらも自分は正しいと思って行動している訳ですから、違う考えのふたりが話をすれば,お互いに相手のことを「常識がないなぁ。」となるかもしれません。また、相手にはそんな意図がないにも関わらず、自分の行動を咎められている気分になり、あまり面白くない気分になる人もいるでしょう。結果、この人とは気が合わないし、理解し合えない仲なのだと烙印を押し、以後距離を取ろうとするかもしれません。しかし,それは自分の世界を狭めるだけでなく、思考の柔軟性も劣化させてゆくような気がします。 逆に、たとえ自分とは異なる考えかたでも、その多様性を楽しみ、相手の立場に立って考えることができれば、自分の中の常識を見つめ直す良い機会にもなり、新たな世界が広がるでしょう。 最近,ニュースを見ていると、政治家や芸能人の行動や失言に対して非難するものを頻繁にみかけます。それだけ失言する人が増えたのでしょうか。それとも視聴率が稼げるから取り上げる回数が増えたのでしょうか。立場ある人ならば、言動に気をつけることも、いままであまり意識してこなかったジェンダーに気付き、自己変革していくことももちろん大切なことだとおもいます。それは理解した上で、他人の過ちで揚げ足を取り、ストレス発散しようとする風潮はあまり褒められたものではないとわたしは感じます。 でも、この考え方も人それぞれかもしれませんが(^^) 常識は人の数だけある。 そう思えば,自分と違う相手を非難することもなく、自分自身でつくった思考の檻の中で、苦しむこともなくなるのではないでしょうか。 そしてゆくゆくは、人にも自分自身にとっても住みやすい世の中になっていくのではないでしょうか。 そうなると、自分が望むものを見つけることが、前より容易くなるかもしれません。 そんな、未来に希望が持てる世界になれば嬉しいですね。 次回は、人生を変えた本についてお話ししたいと思います。 最後まで読んで頂きありがとうございました😊
ベーシックインカムと檀家制度
おそらくこのベーシックインカムが導入されれば、生活に安心感が持てるために気持ちに余裕も生まれ、人を信頼して共によりよく暮らす一助となるのではないでしょうか。自分だけの砦を築くだけではなく、どこにいても安心して暮らせる場所を作りたいですね。