こんにちは、ぐらです。
きょうは大好きな絵本を紹介します。
アーノルド ローベル作の
「ふたりはともだち」です。
がまくんとかえるくんシリーズはほかにも
「ふたりはなかよし」
「ふたりはいつも」
「ふたりはきょうも」
と全4作あります。
どれもしっかりもののかえるくんと、マイペースのがまくんが登場する、ユーモラスでほのぼのとした心温まるお話です。
絵本「ふたりはともだち」に収録されている「おてがみ」というお話は、よく小学校の国語の教材にもなっています。
*自然の心をそのままに*
「おてがみ」を一読された方は、ローベルの童心ともいうべきものが、かえるくん、がまくんに可愛らしく生き生きと託されていることを楽しく受けとめるだろう。
子供らしい自然な生きた心がお話の都合や何かで曲げられないで出来ているというのがローベルの作品に共通する特質である。
だから、いきいきと動物たちは飛び跳ねるし、へまもするし、してやったりと嬉しがったりもするし、仲間のことを心配したりもする。
いずれも誰かにそうしなさい、そうあるべきだと強制されてそうしているものではない。
主人公たちは自分がそうなってしまうからそうしているだけであり、だから面白いのである。
そしてそのユーモラスな世界はローベルの優しさに包まれている
三木卓 教育用指導書より引用
うちの娘たちも学校でこの作品にふれています。
「おてがみ」物語の内容
(このお話のストーリーはこんな感じです。)
がまくんは、いままで一度も手紙をもらったことがありません。
毎日空のポストを眺めては、ため息をついています。
そんながまくんを見て、かえるくんはがまくんにナイショで手紙を出すのです。
でも、手紙の配達を頼まれたかたつむりくん🐌がいつまでたってもがまくんの家に到着しません。
さてさて、どうなることやら…
アーノルド ローベル
アーノルド ローベルは1933年生まれのアメリカの絵本作家さんです。
なんと53歳という若さで亡くなりましたが、その間に約100冊もの絵本を出版されました。
がまくんとかえるくんシリーズの他にも「ふくろうくん」「どろんこ こぶた」「ローベルおじさんのどうぶつものがたり」などがあります。
文学、絵のどちらも評価が高く、50年経った今でも世代を問わず世界中の人々に愛されています。
そして
企画展示「がまくんとかえるくん」
誕生50周年記念
アーノルド ローベル展 開催中
2022年まで各地を巡回しながら開催中です。
アーノルド ローベル展、いつかウチの近くにも来てくれたら嬉しいです。
人形劇
私は、がまくんとかえるくんのお話が好きすぎて、夫とふたりで人形劇で演じたりしています。
がまくんとかえるくんは履かなくなった靴下で作り、カタツムリくんはいらなくなったタオルで作りました。
演者は夫が演じるがまくんとわたしが演じるかえるくんです。
夫のがまくんはとぼけていて、とても味があります。
わたしのかえるくんは棒読みで、あまり味はあまりありません。
素人が演じる下手くそな人形劇ですが,物語の内容がいいので、最後に拍手がもらえたりします。
どちらかと言えば子供よりも大人にウケがいいです。
わたしもかえるくんを演じていると、かえるくんになり切って、とても幸せな気分になります。
他にも絵本の中にはこのふたりの、笑えてじんとするお話がたくさんあります。
かえるくんが珍しくひとりになりたがる?「ひとりきり」というおはなしもとってもいいので一度読んでみてください。
また「クッキー」というお話はとてもユーモラスで、クッキーを食べることをどうしても我慢できないがまくんが強い「意思力」をもってがんばる話です。
読んでいると、これを人形劇で演じるとどうなるのだろう?と考えてしまいますが、もし、がまくんとかえるくんを人間に置き換えるのならpoison girl bandの阿部ちゃん(がまくん)と吉田さん(かえるくん)がぴったりくるなーとも思いました。
そういえば、以前におふたりがグラコロのCMをされていましたが,あれもほのぼのしていてとても可愛かったですよね。
リアルなお手紙
がまくんは、かえるくんからお手紙をもらいましたが、わたしも高校生の頃からの親友にいまでも時々美しい絵てがみや心のこもったお手紙をもらいます。
もう知り合ってから40年くらいになるでしょうか。
こんなわたしのことを、いつまでも覚えててくれる心優しい友達にほんとに感謝しています。
友達が手紙を3回くれると、わたしがようやく1回送るくらいの遅滞ぶりでいつも申し訳なく思っているのですが、それでも見離さずにいてくれるとても心の広い友達です。
先日はピーターラビットの可愛い切手シートまで送ってくれてありがとう💖
そのうちお返事いたします。
待っててね。
なにも飾らず、そのままでいさせてくれる友達は人生の宝物ですね。
がまくんは そのあとかえるくんに
お返事を書いたのでしょうかね?
最後まで読んでいただきありがとうございました😊