こんにちは、ぐらです。
先日、たくさんの本を処分しました。
そして新たに購入したのが
「ことりっぷMagazine vol.32」と
「都道府県の持ち方 増補版」の二冊。
ことりっぷ Magawin
ことりっぷMagazineは年に4回(3月、6月、9月、12月)発売されている街のいいところを見つける 旅のきっかけマガジンです。
写真の一枚一枚がどれも美しく、美味しそうで、家に居ながらにして旅に出た後のように癒やされるのが最大の魅力です。
今回のテーマは「深呼吸したくなる場所」ということで、とっておきの鎌倉やひねもす春の箱根旅、笑顔になるパンダ時間・和歌山、グリーンの世界・鳥取スロートリップなど西に東に盛りだくさん。
一冊読んだら、すっかり旅気分を満喫できました。
お得で便利な定期購買ですと、送料無料で、わざわざ本屋に出向いて探す必要もありません。
特典や割引もあったりしますので、興味のある方は是非探してみてください。
都道府県の持ち方 増補版
そしてもう一冊は今回の超おすすめ!バカリズム著「都道府県の持ち方 増補版」です。
この本は2012年にお笑いタレントのバカリズムさんが出版された「都道府県の持ち方」が、10年以上経ったいまでも売れ続けているということで、この度、人口をはじめ産業や祭事などのデータを新しく更新し増補版として発売されたようです。
以前にネタ番組で、バカリズムさんのフリップ芸(絵つきが断然面白い)は見ましたし、本屋で「(旧の)都道府県の持ち方」をパラパラと立ち読みしましたが、その時は購入するまでには至りませんでした。
しかし10年経ってようやく機が熟しました。
書店の全面に平積みしてある本書を手にして読みだした途端、公衆の面前にも関わらずニヤニヤ笑いが止まらなくなり、速攻でレジに向かいました。
とても危険です(笑)。
新いろはうた
この本の著者バカリズムさんの本名は升野英知さん。
昭和50年11月28日生まれ 福岡県出身
マセキ芸能社に所属するお笑いタレントであり、脚本家、俳優、司会者など多才な才能を発揮されています。
数あるネタの中でもわたしが特に好きなのが「新いろはうた」です。
元来の「いろはうた」はこちら
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせすん
という由緒正しく情緒がありそうないろはうただけども、ちょっと言葉遣いに無理があるんじゃないの?とバカリズムさん。
これを現代風に斬新に彼が作り替えたのがこちら。
あみたいつをはき
えひめや ならのちへ
さまよう ろけする
ゆゑに くそもれて
おしりふかぬ せんむとねこ🐈⬛
ほわゐ?(厚切りジェイソンさん風に)
と、こうなるそうです。
しかしこれではまだ納得がいかないというむつかしい方にはもうひとつ。
へい ろりこんたち きけよ
ひまなら やすみをあわせ
もうふ ほして
ぬるめのおゆに つかれ
そとはさむくねえ
ゐゑ(イエー‼︎)
それでもやっぱりダメというひとにはこれがトドメ
るすをおそうと ほら
よけいなへい
きっちんのあしゆ(足湯)
ふろにかさたて
やねは ぬめりまみれ
えゐ(エィー)
せこむも ひくわ
こうなりました。
天才ですね。
それか忍耐の人。
いったいこれを考えるのにどれだけの時間がかかったのでしょう。
それほどの天才が時間をかけ、頭を捻り倒しても、こんな奇想天外なものしか出てこないのだから(めちゃくちゃ面白いけど)いろはうたはいままで残ったのでしょう。
しかし、なんとTwitterで偶然こんな素敵なものをみつけていまいました。
ご紹介しておきます。
とりなくこゑす ゆめさませ
みよ あけわたる ひがしを
そらいろはえて おきつへに
ほふねむれゑぬ もやのうち
意味はいまいちわからないけれど,なんだか詩的な素敵ないろはうたですね。
もうひとつ
つねに がけっふちの
おわりなきじんせい
まーべらす
それでもやるとこたえよう
みろ ぼくはさびぬ
ゆめをあむ
濁点がついたりして所々で厳しい戦いの後も見受けられますが
どうにか気合いで乗り越えられたようですね。
これも素敵です。
はたして当のバカリズムさんから合格点がもらえるのでしょうか?
まとめ
今回の話のボリュームからすると、思いがけず「いろはうた」の話題が多くなってしまいましたが、じつは本題は都道府県の持ち方です。
わたしは愛知県出身なので学校では「恐竜の形」と習いました。
手のところが知多半島で足が渥美半島。
恐竜ではなくカンガルーや鳥、蟹やミジンコに見える人も多いみたいです。
バカリズムさんも「愛知県」を持つときには犬や猫を抱くように優しく抱えるようにといっています。
見事に「愛知県」の本質を突いてきますね(笑)
この本を読まれた方の感想を見てみると、
- 面白くて,勉強になった
- 持ち方が気になって都道府県の詳細が落ち着いて読めない
- 子供を含め、家族みんなで読んでいる
など、真っ当な感想が大半を占める中、ちょっと変わった感想はこちら
- どこが面白いのかわからない
- 持ち方が平凡
- つぎは世界各国の持ち方も教えてほしい
ってのもありました。
「平凡だ」と言った人のオススメの持ち方を是非聞いてみたいです。
わたしも「東京」はワサビにしてすりおろし,「石川県」は缶切りにしてもいいような気がしましたが,それでもきっと「平凡だ」と一刀両断にされるのでしょうね。
この本に興味を持たれた方は平常心を保てなくなる危険はありますが是非、本屋で立ち読みして自分なりの持ち方を考えてみてください。
きっとバカリズムワールドから抜け出せなくなるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。😀