こんにちは、ぐらです。
いきなりですが奥さん,もうすぐクルマが空を飛ぶらしいですよ。
何ならもう車が空、飛んでるそうですよ。
1月30日に放送されたNHK BS1スペシャル「激烈!開発競争空飛ぶクルマ」をみて驚きました。
現在、大手メーカーはもとよりベンチャー参入で、空飛ぶクルマの開発競争が国内外で盛んに行われているようです。
空飛ぶクルマの定義って?
国土交通省によれば、「空飛ぶクルマ」の明確な定義はないとしながらも、一つのイメージとして次の3つの条件をあげています。
- 電動であること
- 自動操縦であること
- 垂直離着陸ができること
電動でつくると部品が少なくすむので、製造や整備費がかからない利点の他、騒音が小さいというメリットもあります。
自動操縦である利点としては運行費用が安くなるということがあります。
垂直離着陸ができることの利点は、滑走路等が不要なため,離着陸場所の自由度が高いということです。
これら3点が押さえていれば、いくら見た目がヘリコプターに見えても「空飛ぶクルマ」と認識してもよさそうです。
株式会社 Sky Drive
株式会社 Sky Driveは豊田市に開発拠点を持つ企業であり、2012年に発足した有志団体CARTIVATORから始まり、2018年に法人としてスタート。「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をモットーにした意気軒昂な新しい会社です。
カッコよくてコンパクト、低騒音のエアモビリティを追求されています。
テトラ アビエーション
2020年に米国で開催されたGoFlyでは103ヶ国から854チームがエントリーし、その大会でトップ10に選ばれました。
すごいですね!
teTra Mk-3はとてもユニークな形をした空飛ぶクルマで、「面白そう!乗ってみたい!」ってかなり思いました。
現在はteTra Mk-5というどちらかといえば飛行機っぽいフォルムの空飛ぶクルマを製作されています。
2025年の日本国際博覧会にはタクシーとして提供できるようにますます開発を進めているようです。
Black Fly 黒蠅 米シリコンバレー
米シリコンバレーが拠点の企業のOpenerが開発した空飛ぶクルマです。
Googleの共同創業者のひとりラリーペイジ出資の空飛ぶクルマで、既に販売を開始されています。
最高速度100キロメートル
航続距離は40キロメートル
販売価格はSUV車並みということで日本円では400万円ほどではないかと言われています。
頑張れば買えない額ではないですよね。
とっても夢があります。
中国の広州 EHang(イーハン)
2016年から世界初の空飛ぶタクシーとしてすでに観光地などで実用化されています。
自動操縦の1人乗りのマルチローター機です。
最高時速 130キロメートル
航続距離 35キロメートル
価格 数百万円
中国、なかなか進んでいますね。
試行錯誤の積み重ね
空飛ぶクルマの設計は実験に次ぐ実験のローテク作業だそうです。
まずは飛ばす場所を確保することから始めなければなりません。
衝撃テストも繰り返し,完全な安全性まで高めます。
制度や体制の整備も実用化に向けての必要な課題です。
官民一体となってロードマップの策定に不断なく早急に取り組む必要もあります。
人類の夢
2021年10月に大阪港会場でSkyDriveのドローンによる飛行見学会があった際、見学者316人に「空飛ぶクルマに乗りたいか」というアンケートをしたそうです。
その問いに約94%の人が乗りたいと回答しました。
そうですよね、人類は古代からずっと空を自由に飛ぶ鳥に憧れていたと思います。
2025年に開催される大阪・関西万博では一般人が空飛ぶクルマを体験できる初の機会になるかもしれません。
「未来にはもう道はいらない」
そんなSF映画のような社会がもうすぐやってくるかもしれませんね。
楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊