どうなる総裁選

gura

派閥争いどうなる??

菅首相の退陣表明を受け、ほぼ総裁選の役者が出揃った。あとは,我が鳥取県の石破氏が出馬してくれれば盛り上がるのだが、まだ立候補はされていない。

高市氏の施策には安倍元総理の影響が強く反映されているようで、もれなく「アベノミクス」を引き継ぎ、またつぎのターンで安倍氏へ引き渡すための中継ぎとしての「サナエノミクス」を進めるのだろうか。 

岸田氏は前回の総裁選で辛酸を舐め、今回もアベノミクス堅持を掲げながらも、支持を取り付けることが叶わず、苦しい闘いになりそうだ。低所得層対策や、格差是正に重点を移す考えを示した。ただ言うことがコロコロ変わるのが心もとない。

河野氏はいまの立候補者の中で一番期待できる感がある。保守色の強い安倍氏また麻生氏にすれば、世代交代のきっかけになる恐れもあるわけで麻生さんには『準備が整っているのか』『その任に堪えられるのか』と、だいぶ心配してもらった」といわれたようだ。

もし石破氏が出馬しない場合は、ぜひともに協力して、山積みである日本の課題を果敢に挑んでもらいたい。河野氏の柔軟な行動力と石破氏の鋭い洞察眼と明快な論破術をもってすれば、百万馬力である。そして国民の支持もある。

わたしは、できれば菅首相に続けてもらいたかった。支持率はかなり低くなったが、最初のころは70パーセント以上あり、熱狂的に迎えられた。苦労人ということで庶民の気持ちを理解できる利点も魅力で、実際に携帯電話料金の引き下げをおこなった。

支持率の下落の原因といわれるコロナ対策については、自民党派閥内のしがらみの中、先の見えない中で試行錯誤して施策がスムーズにいかないこともあったかもしれないが、でも他の誰かがしたところで果たして今以上の結果になったのだろうか。

マスコミがああ言えばこう言ういつもの感じで引っ掻きまわしていなかっただろうか。私はこのまま存続してくれれば、既得権益にメスをもっと入れてくれただろうとおもうから残念でならないのだが、もうどうにもならないのだろうか。

二階幹事長の後釜を据えるのに、人事がつかず、そのために解散総選挙を諦めたという話もあるが、派閥争いや保身のための政治ではなく、誰がなれば一番よい政策を実現できるのかという視線で次期総理を選んでもらいたいと願うばかりである。

時事ネタ
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